洋楽

パロディーの鬼才”Weird Al” Yankovic(アルヤンコビック)

こんにちはmonaです。

突然ですが、この人知ってます?

え?誰って?

Weird Al” Yankovicだよッ!

洋楽を聴く人は名前くらいは聞いたとこがあるだろう。

この人パロディーめっちゃすんの。

Nirvana – Smells Like Teen Spirit

“Weird Al” Yankovic – Smells Like Nirvana

「Smells Like Teen Spirit」の理解不能な歌詞をからかっている歌詞だが、カート・コバーンはアル・ヤンコビックとの面識はあったようで、1992年に開催されたMTV Video Music Awardsの授賞式で、彼はアル・ヤンコビックに「パロディーをやめないでくれ」と冗談交じりに述べたことがある。この発言は、カート・コバーンがアル・ヤンコビックの才能を認めていた証拠とも解釈されてる。

また、後にカート・コバーンが亡くなった後、アル・ヤンコビックは自身のTwitterで「カートが亡くなってから、『Smells Like Nirvana』の意味がますます深まり、彼が抱えていた問題に直接触れる楽曲であり、それが彼を苦しめた一因になったかもしれません。彼がこんな曲を書いたのは、まったく驚くことではありません」とコメントしてる。

またこのMVは

Pharrell Williams – Happy

“Weird Al” Yankovic – Tacky

歌が上手すぎて本家食っちゃってない?

しかももうこのMVを出している頃には一流のミュージシャンだった、アル・ヤンコビック。彼に取り上げられれば一流になったという証で、Pharrell Williamsは、2014年のインタビューで、”Tacky” について「彼のユーモアセンスは素晴らしい。本当に驚いた。彼が私の曲を選んでくれたことは名誉なことだし、彼ならではの方法で曲を作ってくれたことはとても面白かった」と語っている。また、アル・ヤンコビックがリリースした”Word Crimes”という楽曲についても、「彼は言葉遊びが本当に上手い。”Word Crimes”の歌詞には本当に共感できるところがある」と述べている。

そんな歌もうまい・パロディーも作りまくってるWeird Al” Yankovicって一体どんな人か紐解いてみた。

Weird Al” Yankovicってどんな人?

パロディ音楽の第一人者として活動し、1979年に自主制作アルバム『”Weird Al” Yankovic』でデビューし、以来、25枚以上のアルバムをリリースしています。代表的なアルバムには、『”Weird Al” Yankovic in 3-D』、『Dare to Be Stupid』、『Even Worse』、『Bad Hair Day』、『Poodle Hat』、『Mandatory Fun』などがあります。また、彼は、ライブアルバムやコンピレーションアルバムもリリースしてる。

そして、マイケル・ジャクソンの「Beat It」のパロディである「Eat It」がヒットし、一躍有名になりました。

『Eat It』を皮切りに『Poodle Hat』、『Mandatory Fun』の計3枚のアルバムがグラミー賞最優秀コメディアルバム賞を受賞し、『Fat』のPVでの受賞を含めて4度グラミーを受賞している。

以下が彼が受賞したカテゴリーです。

  • 最優秀コメディ・アルバム賞(1984年) – “Weird Al” Yankovic in 3-D
  • 最優秀コメディ・アルバム賞(1988年) – Even Worse
  • 最優秀コメディ・アルバム賞(2003年) – Poodle Hat
  • 最優秀コメディ・アルバム賞(2014年) – Mandatory Fun

    また、彼はノミネートされたこともあり、そのうちのいくつかです。

    • 最優秀長編ミュージック・ビデオ賞(1986年) – “Weird Al” Yankovic: The Compleat Al
    • 最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞(1997年) – Bad Hair Day
    • 最優秀コメディ・アルバム賞(2000年) – Running with Scissors
    • 最優秀コメディ・アルバム賞(2012年) – Alpocalypse

    パロディーを作る際のいくつかのルール

    ただおもしろ可笑しくパロディーを撮ってるわけではない。彼は、パロディーを作る際にいくつかのルールを守っている。注意していることの例をいくつか挙げる。

    1. 著作権を尊重すること:原曲の著作権を尊重し、パロディーが誰かの権利を侵害しないように注意している。彼は、作品をリリースする前に、必要な許可を取得していることが多い。
    2. パロディーとして成立するかどうかを判断すること:パロディーが成立するかどうかを判断するために、自分の感覚を信じている。彼は、自分が笑いをこらえられないほどおかしいと思わなければ、パロディーとして成立しないと考えている。
    3. 歌詞をよく考えること:パロディーの歌詞を書く際に、オリジナルの歌詞をできるだけ忠実に再現することを心がけている。また、彼は、自分が書いた歌詞が誰かを傷つけたり、攻撃的になったりしないように注意しています。
    4. パロディーの音楽性を工夫すること:パロディーの音楽性をオリジナルとは異なるものにすることで、面白さを生み出している。彼は、オリジナルの曲とは異なるジャンルの音楽や、不協和音を入れることがあるそう。

    また、彼がやってきた功績は大きい

    パロディ音楽の先駆者

    ポピュラー音楽のヒット曲をパロディにして、その曲の雰囲気を再現しつつ、オリジナルの歌詞を加えて新しい楽曲を作り出すことによって、独自の音楽ジャンルを確立。

    商業的成功

    彼は多くのアルバムをリリースし、数多くのヒット曲を生み出していて、常に人々の注目を集め、商業的にも成功を収めている。

    グラミー賞受賞

    先程も触れたが、アル・ヤンコビックは、4度のグラミー賞を受賞している。彼の功績が音楽業界に認められ、高い評価を受けている。

    音楽業界への貢献

    音楽業界にも多大な貢献をしている。音楽業界においてパロディ音楽を普及させることによって、新しい音楽ジャンルを生み出したことや、多くのアーティストたちに影響を与えたことが挙げられる。

    社会貢献

    様々なチャリティー活動に参加し、社会貢献を行っています。彼は、自身の曲の収益を慈善団体に寄付するなど、積極的に社会的責任を果たしています。

    今後の活動

    アル・ヤンコビックの今後の活動については、音楽やコメディ、映画制作など、多岐にわたる分野で活躍し続けることが期待されている。彼はこれまでに多くの楽曲やアルバムをリリースし、多くの人々から愛される存在となっています。近年では、テレビドラマやYouTubeなど、新しいメディアにも積極的に取り組んでおり、常に新しい試みに挑戦していて、今後もアル・ヤンコビックの新たな作品や活動に注目が集まるだろう。

    ではまた。