CAPTAIN HEDGE HOGというバンドをご存知?
こんにちはmonaです。
今回CAPTAIN HEDGE HOGというバンドを紹介したいと思います。
まずはどんなジャンルのバンドか見てもらいましょう。
CAPTAIN HEDGE HOG / LEMON
CAPTAIN HEDGE HOGとは
CAPTAIN HEDGE HOG(キャプテン・ヘッジ・ホッグ)は、日本のポップ・パンクバンドです。略称は「キャプヘジ」または「CHH」。
どこか切なげで人を引きつけるメロディライン、パワー溢れるポップでパンキッシュなサウンド、そして不思議と妙に癖になるヴォーカル。国内外を見渡しても形容できるアーティストがなかなか見つからない、横浜が生んだ純度の高い国産バンドです。
1990年代の日本インディーズシーンにおいて、HUSKING BEEやSHORT CIRCUIT、THUMBといったバンドたちと並び、メロディック・パンクの流れを引っ張った存在のひとつ。キャッチーなメロディと疾走感あふれるバンドサウンド、そして日常の風景や感情を等身大に描いた歌詞で、多くのリスナーの共感を呼びました。
メンバー紹介
右から渡邊忍(Vo&Gt)、奥脇雄一郎(Dr)、KAZUO “0343”(Ba)の3人編成です。
渡邊忍(Vo&Gt)
バンドの楽曲のほぼ全ての作詞作曲を担当するソングライター。使用ギターはギブソン・レスポール・クラシック等で、アンプは主にマーシャル製を使用。彼のペンから生まれるキャッチーなメロディと等身大の歌詞こそが、キャプヘジサウンドの核心と言えます。
奥脇雄一郎(Dr)
主にLudwig製のドラムを使用。力強く、かつグルーヴ感のあるドラミングでバンドのサウンドを支えた。
KAZUO “0343”(Ba)
フェンダー・ジャズベースを使用。バンドの一部楽曲の作詞も担当している。
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バンドの経歴
結成〜インディーズデビュー(1993〜1997年)
1993年、神奈川県横浜にてCAPTAIN HEDGE HOGは結成されます。結成初期にはex.HUSKING BEEのレオナ氏が在籍していたことでも知られています。
横浜を中心にライブ活動を重ね、着実にファンを増やしていきました。1995年頃からはコンピレーションCDへの参加が増え、その名前はじわじわと広がっていきます。ライブハウスで多くのキッズを集客し、口コミで評判が広まっていくという、まさにインディーズ王道の歩み方でした。
そして1997年、自主レーベル「MILKTANK RECORDS」を設立。同年6月1日に1stアルバム「CHEST」をリリース。当初はライブ会場での手売りが中心でしたが、これがバンドとして本格的な活動の出発点となります。同年7月にはSPICE OF LIFE RECORDSから4曲入り7インチEP「LEMON」をリリース。8月には下北沢SHELTERでSHORT CIRCUIT、REACH、THUMB、HUSKING BEEを迎えてレコ発ライブを開催。インディーズシーンへの正式な仲間入りを果たしました。
アルバム
1st Album「CHEST」(1997年)
MILKTANK RECORDS設立第一弾作品。当初はライブ会場のみで手売りされていた、まさにDIY精神の結晶とも言えるアルバムです。ジャケットは元REACHの大久保氏が手がけています。
パンク色の強いサウンドが全面に出た作品で、荒削りながらもキャプヘジ独自のメロディセンスがすでに光っています。疾走感あふれるギターサウンドと、渡邊忍のどこか哀愁を帯びたヴォーカルが絡み合い、「こんなバンド他にいない」という独特の存在感を放っています。ライブ会場での手売りという出発点にふさわしい、生々しいエネルギーに満ちた一枚です。
2nd Album「BONANZA」(1999年)
1999年1月21日リリース。1stアルバムから約20ヶ月ぶりの新作です。
1stアルバムで魅せたパンク色の強い部分を程よく残しつつ、よりエモーショナルな演奏と、切なくて引きつけるメロディラインが大きく前進した作品。その極端なまでの成長ぶりは圧巻で、多くのリスナーが「名盤」と呼ぶ一枚です。
このアルバムを引っ提げ、3月からは全国19本にわたる「BONANZA TOUR 99」を敢行。初めての本格的な全国ツアーを成し遂げ、バンドとしての規模をひとまわり大きくしました。5月にはJELLYFISH RECORDSからSHORT CIRCUITとのスプリットCD「ASSORTED BISCUITS」をリリース、7月には渋谷クラブクアトロでレコ発ライブも開催するなど充実した動きが続きます。
3rd Album「DOLPHIN」(2001年)
2001年9月21日リリース。前作から2年8ヶ月ぶりの3rdアルバム。
切なすぎるほどの楽曲群と、ソングメーカーとしての渡邊忍のセンスが大きく開花した大作。海外でも決して引けを取らないと評されるほど、日本のインディーズ史上でも屈指の完成度を誇るアルバムです。聴くたびに新たな良さに気づく、何度でも繰り返し聴きたくなる作品に仕上がっています。
リリース後の12月から翌2002年1月にかけて全国ツアーを敢行。ツアー最中の1月16日にはマキシシングル「You can’t feel the change of seasons」もリリースするなど、精力的な活動が続きました。
解散へ
精力的な活動を続けていたキャプヘジでしたが、2002年4月22日に解散を発表します。
解散の理由についてバンドはこう語っています。
> 「ずっと高校から一緒だったメンバーが高校を卒業するかのように、それぞれの未来への可能性と音楽へのこだわりを持ち続けるためにCAPTAIN HEDGE HOGを卒業するのです。今まで以上に成長するために、前進することに決めたのです」
>(BARKS)
ネガティブな解散ではなく、それぞれがさらなる成長のために前に進むという、前向きな言葉でした。
解散発表後の7月1日には最後のマキシシングル「MONDAY JUNCTION」をリリース。そして2002年7月4日、SHIBUYA-AXにて解散ライブ「LAST GIG」を開催し、CAPTAIN HEDGE HOGとしての活動に終止符を打ちました。
解散後のメンバーの活動
渡邊忍は解散後、新たにASPARAGUSを結成し現在も活動中。またパーティーバンドとしてANITA CHILI PEPPERSにも参加しています。
奥脇雄一郎は解散後、puliを経て、BEEFのドラマーとして活動を続けています。
KAZUO “0343”は解散後に会社員として勤務。ただし時折、BEAT CRUSADERSのライブで「ISOTONIC」が演奏される際には特別ゲストとして出演することも。
2009年:期間限定再結成
解散から数年が経った2009年、かつてバンドが所属していた3P3B.Ltd(MILKTANK RECORDSは傘下レーベル)の設立10周年を機に、期間限定での再結成が実現します。
2009年1月21日の渋谷GIG-ANTIC閉店ライブを皮切りに、3月20日には下北沢SHELTERにて「九人の侍completeライブ」を開催。さらに正式な再結成ツアーとして「LAWRENCE TOUR」を行い、往年のファンを熱狂させました。
翌2010年4月26日には、SHIBUYA-AX公演の模様を収録したライブDVD「LAWRENCE TOUR LIVE AT SHIBUYA-AX JULY 4th 2009」をリリースし、再結成活動を終了。このDVDは再結成の記念碑として、多くのファンに大切にされています。
まとめ
CAPTAIN HEDGE HOGは、1990年代の日本インディーズシーンに確かな爪痕を残したスリーピース・ポップ・パンクバンドです。彼らの音楽は、メロディックなパンクサウンドを基調としながらも、渡邊忍が生み出すキャッチーなメロディと等身大の歌詞によって、多くの人の心に深く刻まれました。
今でも入手困難な作品も多い中、根強いファンによって大切に語り継がれ、若いリスナーへと伝わり続けています。もし未聴の方がいれば、ぜひ「LEMON」や「BONANZA」あたりから聴いてみてください。きっとその魅力に引き込まれるはずです。
ではまた。

