こんにちは、monaです。

「チル」って言葉、最近よく聞くけど

「今日はチルしよ」「チルい曲聴いてる」

こういう言葉、最近よく聞きません?

「チル(chill)」は英語で「冷やす」という意味だけど、今は「リラックスする」「まったりする」「落ち着く」みたいなニュアンスで使われてる。

音楽ジャンルとしての「chill out(チルアウト)」も、ここ数年でかなり浸透してきた。

でも、ちょっと待ってほしい。

Spotifyで「chill out」って検索すると、出てくるのはlofi hip hopとか、歌のないBGMばっかりじゃない?

「いや、そういうのじゃないんだよ」

歌ってほしいんだよ。

そう思った人、僕以外にもいるはず。

chill outの本来の意味

そもそも「chill out」って、どういう音楽なのか。

もともとは、クラブのダンスフロアで踊り疲れた人たちが休憩する部屋で流れていた音楽のこと。

激しく踊った後に、身体を休めるための空間。そこで流れる、ダウンテンポで落ち着いた音楽。

1990年にリリースされたKLFのアルバム『Chill Out』で、このジャンル名が一般的になったと言われてる。

つまり、「休むための音楽」なんだけど、別に「歌がない音楽」という定義はない。

lofi hip hopに支配されたchill out

ここ数年、chill outといえばlofi hip hopが代名詞になった。

YouTubeの「lofi hip hop radio – beats to relax/study to」、あれだ。

あの「勉強してる女の子」のイラストが延々と流れるやつ。

あれはあれで良い。作業用BGMとしては最高。

でも、chill outの世界はそれだけじゃない。

「歌モノのchill」を探してる人、結構いるんじゃないかな。

chill popという選択肢

そこで提案したいのが、chill popというジャンル。

チルアウトの心地よさを持ちながら、ちゃんと歌がある音楽。

リラックスできるけど、メロディと歌詞が心に染みる。BGMじゃなくて、ちゃんと「聴く」音楽。

日本にも、そういうバンドやアーティストがいる。

今日は、僕がハマってるchill pop系のアーティストを紹介したい。紹介します。

 

The mellows(ザ・メロウズ)

大阪の5人組バンド。

80〜90年代のシティポップを現代に蘇らせたようなサウンド。

ネオンが光る夜の街を、ゆっくり歩いてるような気分になれる。

どこか懐かしいのに、新しい。

MVに使われてる「きまぐれ☆オレンジロード」の映像が、曲の雰囲気と完璧にマッチしてる。あの時代の空気感を知ってる人は、たまらないはず。

おすすめの聴き方は、夜、部屋の照明を落として聴くこと。

一気にムードが変わる。

nape’s(ネイプス)

福岡の5人組バンド。

The mellowsよりも、さらにメロウでスムース。

「心地よすぎて寝落ちする」タイプの音楽。

これ、褒め言葉だからね。

実際、僕はこのバンドの曲を聴きながら何度寝落ちしたかわからない。

でも、ちゃんと起きてる時に聴いても良い。というか、ちゃんと聴いてほしい。

メロディの美しさ、コード進行の気持ちよさ。音楽的にもかなりレベルが高い。

おすすめの聴き方は、寝る前のリラックスタイム。そのまま眠りに落ちても、それはそれで正解。

yonawo(よなを

福岡出身の4人組バンド。

chill popシーンの中でも、最も注目度が高いバンドの一つ。

2020年にメジャーデビューして以来、着実にファンを増やしてる。

サウンドはR&B、ソウル、ジャズの要素が入った、洗練されたもの。でも、肩肘張らずに聴ける。

「おしゃれ」なのに「親しみやすい」。

この両立ができてるバンドは、なかなかいない。

おすすめの聴き方は、仕事や学校帰りの電車の中。

窓の外をぼんやり眺めながら聴くと、1日の疲れが溶けていく感覚がある。

なぜ今、歌モノChillなのか

lofi hip hopも好きだけど、たまには歌詞を噛み締めながら音楽を聴きたい時がある。

でも、ゴリゴリのロックやポップスは疲れる。

そういう時に、chill popがちょうどいい。

リラックスできるけど、ちゃんと「聴いてる」感覚がある。

BGMとして流すこともできるし、ちゃんと向き合って聴くこともできる。

その両方ができる音楽って、意外と少ない。

chill popのある生活

最近、僕の生活にはchill popが欠かせない。

朝起きて、コーヒーを淹れながらThe mellows。

仕事中、集中したい時はlofi hip hop。

帰りの電車でyonawo。

寝る前にnape’s。

音楽で、1日の「温度」を調整してる感覚。

これ、やってみるとわかるけど、かなりQOL上がる。

chill outの世界を広げよう

「chill out=lofi hip hop」だと思ってた人。

その認識、ちょっと広げてみない?

歌モノのchill、つまりchill popの世界には、まだ知らない良いアーティストがたくさんいる。

今日紹介したThe mellows、nape’s、yonawoは、その入口にすぎない。

探せば、もっと見つかる。

chill popアーティスト、これからもっと増えてほしい。

そして、このジャンルがもっと広まってほしい。

「作業用BGM」だけがchill outじゃない。

歌のあるchill、聴いてみて。

ではまた。