レビュー Sundae May Club─長崎のサークルバンドが、言葉一本でメジャーの扉を蹴破った 2026年7月2日 monanamo_0922 サンデー・メイ・クラブ。長崎の大学サークルで2019年に組まれた3ピースが、気づけばメジャーの扉の前に立っていた。そのデビュー作のタイトル …
邦楽 bloodthirsty butchers——吉村秀樹の歌詞は、なぜこんなにも人の心を焚きつけるのか 2026年7月1日 monanamo_0922 ※この記事ではアーティストの逝去という話題に触れています。 上手い歌詞、というものがある。比喩が巧みで、構成が緻密で、思わず唸らされ …
レビュー the bercedes menz──全曲を武器の名前で揃えた異常者たちが、メジャーで本当にやりやがった 2026年6月30日 monanamo_0922 Wikipediaを2回消されたバンドの話をしよう。 the bercedes menz。素顔も素性も非公開、自称「ハードコアJ-P …
邦楽 ジャケ写・アー写で、メンバー全員が下を向いたり口元を隠したりする法則 2026年6月29日 monanamo_0922 バンドの新譜のジャケット。あるいは、新しいアーティスト写真。そういうものを眺めていて、ふと気づくことがある。 なぜ、この人たちは全員 …
レビュー 時速36km──10年走り続けた4人が、メジャーの初日に置きにいかなかった 2026年6月28日 monanamo_0922 時速36km、ついにメジャーに辿り着いた。2016年、大学のサークルで結成。そこから10年。決して速くない。むしろ、バンド名の通り、徹底的 …
邦楽 BACK DROP BOMB——ミクスチャー史の「地味な要所」。派手じゃないのに、なぜか全部に繋がっている 2026年6月27日 monanamo_0922 音楽の歴史には、二種類の重要なバンドがいる。ひとつは、誰もが知る「主役」。もうひとつは、表立っては目立たないのに、いなくなると地図がスカス …
レビュー muque『GLHF』──「よろしく」という名の、振り回されるほど愛おしい振り幅 2026年6月26日 monanamo_0922 ネクストブレイクという言葉ほど信用ならないものはない。バズリズムで1位を獲った、サマソニにもロッキンにも呼ばれた、アジア5都市ツアーまでや …
邦楽 andymori——2014年解散。小山田壮平の声で泣いた世代の、消えない聖典 2026年6月25日 monanamo_0922 ある世代にとって、andymori(アンディモリ)は単なる好きなバンドではない。青春そのものだ。だから「好きなバンドは?」と聞かれて答える …
レビュー LAST ALLIANCE『divine』レビュー──13年の沈黙を破った蒼が、まだこんなに青臭くて泣いた 2026年6月24日 monanamo_0922 13年。アルバムを13年出さなかったバンドが、しれっと帰ってきた。活動休止のアナウンスすらなく、ただ静かに消えて、2024年に突如EPを投 …
邦楽 SUPERCARという解散の、その後。表舞台を降りた者たちが、裏側で日本の音楽を作っていた 2026年6月23日 monanamo_0922 バンドが解散すると、メンバーはどこへ行くのか。多くは新しいバンドを組み、あるいはソロになり、やはり「表」のステージに立ち続ける。だが、ごく …
音楽 ジャンル名の意味は「やあ」─ オイパンクとは何か、命名から炎上までの1年半 2026年8月26日 monanamo_0922 音楽ジャンルの名前には、たいてい何かしらの意味が込められている。 シューゲイザーは足元のエフェクターを見つめる姿から。グランジは汚れ …
音楽 アニメ主題歌でしか今のロックバンドを知らない世代の音楽地図 2026年7月15日 monanamo_0922 「あのバンド? ああ、〇〇のOPの人たちでしょ」 こういう音楽の知り方をする若い世代を、鼻で笑う大人がいる。タイアップでしか音楽を知 …
音楽 シークレットトラックという「踏み絵」。あなた、アルバムを最後まで聴いてる? 2026年7月13日 monanamo_0922 再生ボタンを押して、気に入らなければ3秒でスキップ。イントロは邪魔、ギターソロは飛ばす、2番はいらない。サビだけ聴けたら満足。今の音楽の聴 …
邦楽 上原ひろみが世界で唯一無二な理由 2026年7月3日 monanamo_0922 ジャズの話をすると、たいてい場が静かになる。難しそう、敷居が高そう、おじさんが薄暗い店で腕を組んで聴くやつでしょう、とわかる。その気持ちはよくわかる。だが、その先入観を一発でぶち …
邦楽 アーティストの○周年ベスト盤、1枚目より2枚目のほうが熱い説 2026年6月2日 monanamo_0922 ある日、CD棚を整理していて気づいたことがある。 好きなアーティストのベスト盤を引っ張り出して、なんとなくDisc 2から聴き始めた …
その他 サブスク全盛期に"CDを買い続ける人"たちの本音 2026年4月16日 monanamo_0922 SpotifyもApple MusicもYouTube Musicも、月1000円ちょっとで何千万曲が聴き放題。ストリーミングが完全に「当 …
洋楽 パロディーの鬼才"Weird Al" Yankovic(アルヤンコビック) 2023年4月30日 monanamo_0922 こんにちはmonaです。 突然ですが、この人知ってます? え?誰って? Weird Al" Yankovicだよ …
JAZZ JAZZ=おじさんしか聴かない音楽だと思ってました。 2023年3月30日 monanamo_0922 こんにちはmonaです。 タイトルにもあるようにJAZZはおじさんしか聴かないものかと思ってました。 なぜ、おじさん=JAZZ …
洋楽 不思議な音楽vaporwave(ヴェイパーウェーヴ)ってなに? 2023年3月27日 monanamo_0922 こんにちはmonaです。 皆さんヴェイパーウェーヴって知ってます? まずは観てもらったほうが早いですね。こんなのです。 …
バンド紹介 ロックを聴かない友人がハマった邦楽ロック10選 2022年7月6日 monanamo_0922 こんにちは、monaです。 今回は、ロックをあまり聴かない友人がハマった邦楽ロック10選を紹介します。 普段、K-POPやJ- …
バンド紹介 avengers in sci-fiという「ロックの宇宙船」は、なぜ20年以上も墜ちないのか 2026年7月30日 monanamo_0922 3ピースバンドという言葉から、あなたは何を想像するだろうか。ギター、ベース、ドラム。音を足せない編成ゆえの潔さ。引き算の美学。だいたいそん …
その他 なぜロックバンドは4人編成が王道だと決めつけられているのか 2026年6月1日 monanamo_0922 「ロックバンドって、ボーカル・ギター・ベース・ドラムの4人組でしょ?」 そう聞かれて、何の疑いもなく頷いてしまうあなた。それ、立派な …
バンド紹介 バンド名を聞いただけでは絶対ジャンルわからない邦楽ロックバンド集 2026年5月28日 monanamo_0922 「どんな音楽流行ってるの?」と聞かれて、バンド名を答えた瞬間に相手の顔が「?」になる。そういうバンドが邦楽インディーズシーンには異常に多い …
バンド紹介 バンド名をアルバム名にするという"覚悟"と、2ndアルバムのジンクスは本当に存在するのか 2026年5月27日 monanamo_0922 こんにちは、monaです。 新譜のリリース情報を眺めてると、たまに出くわすやつ。 バンド名と全く同じタイトルのアルバム。 …
バンド紹介 メロコアは日本だけの専売特許じゃない──韓国・台湾・他アジアの推しバンドを紹介 2026年5月26日 monanamo_0922 メロコアの話をすると、日本人はほぼ反射的にHi-STANDARDとかdustboxとかlocofrankみたいなバンドの名前が出てくる。そ …
バンド紹介 進行方向別通行区分という、ライブのたびに解散しているバンドの話 2026年5月21日 monanamo_0922 ライブをやるたびに解散しているバンドがいる。 「進行方向別通行区分(しんこうほうこうべつつうこうくぶん)」。書くだけで疲れる名前だ。 …
バンド紹介 Music Videoを遊園地で撮ってるバンド、じわじわ増えてる 2026年5月2日 monanamo_0922 こんにちはmonaです。 ミュージックビデオの定番ロケ地、と言われて思い浮かぶのは何だろう。 海辺、屋上、夜の街、廃墟、だいた …
バンド紹介 ドラムのメインボーカルが凄い5バンド 叩きながら歌う狂気の凄み 2026年4月23日 monanamo_0922 ステージの中央最前。マイクスタンドを握ったフロントマン。──バンドという形式に慣れきった私たちは、気づかぬうちに「ボーカルはステージの真ん …
バンド紹介 No Busesという日本のインディーが海外で先に見つかった話 2026年4月20日 monanamo_0922 こんにちはmonaです。 日本のバンドが海外で先に見つかる、という現象があります。 よく聞くのは「日本では無名だったのに海外で …
バンド紹介 2人組のバンドはカッコいいって話 2026年4月19日 monanamo_0922 ロックバンドって、普通は4人か5人編成だ。ボーカル、ギター、ベース、ドラム——これが「完成形」とされている。キーボードが入れば5人、ツインギターなら6人、なんてバンドもいる。 …
その他 「にわか」の賞味期限は2019年に切れている一曲だけ好きで、何が悪いのか 2026年9月14日 monanamo_0922 ライブハウスの物販前でも、TikTokのコメント欄でも、渋谷の路上でも、同じ光景を見る。 一曲だけ知っている人間に対して、その曲しか …
その他 シューゲイザーとは?轟音と甘さの正体を、代表作とともに解説 2026年9月11日 monanamo_0922 シューゲイザー。直訳すれば「靴を見つめる人」。 音楽ジャンルの名前として、これほど格好悪いものが他にあるだろうか。パンクでもメタルで …
その他 「昔の音楽はよかった」の正体は、たぶん半分だけ自分の時間だった 2026年9月4日 monanamo_0922 前に、こういう記事を書いた。 「最近の音楽は薄い」と言う人は、統計的に最近の音楽を聴いていない。音楽の好みは13歳から14歳で決まり …
その他 ライブハウス初心者が最初の1回で失敗しないための完全ガイド 2026年8月29日 monanamo_0922 整理番号、ドリンク代、服装、荷物、場所取り、マナーまで「これだけ読めば大丈夫」 「好きなバンドのライブに行ってみたい」そう思ってチケ …
その他 楽器を壊すパフォーマンスの起源と、保険が絶対に降りない話 2026年7月29日 monanamo_0922 ライブの最後、ギタリストがギターを頭上に振りかぶり、ステージに叩きつける。ネックがへし折れ、弦が跳ね、客が絶叫する。ドラマーがシンバルを蹴 …
その他 MTVがロックを救い、そして殺した話 2026年7月27日 monanamo_0922 2025年12月31日、イギリスでMTVの音楽専門チャンネルが、その放送を終えた。MTV Music、MTV 80s、MTV 90s、Club MTV、MTV Live。24時間 …
その他 「ロキノン系」という言葉が完全に死んだ瞬間はいつだったのか 2026年7月25日 monanamo_0922 言葉にも寿命がある。流行語は一晩で死ぬし、ジャンル名はゆっくり腐っていく。今日検死するのは「ロキノン系」だ。 かつて日本のロック好き …
その他 ライブハウスで一番後ろの壁際を陣取る人類の、生態を観察する 2026年6月22日 monanamo_0922 ライブハウスに通っていると、必ず遭遇する一種族がいる。 フロアの一番後ろ、壁にぴったりと背中をあずけ、ドリンク片手に、微動だにせず腕 …
その他 「メンバーそれぞれの音楽性の違いにより」——この一文の中身を、結局、誰も知らない 2026年6月20日 monanamo_0922 バンドが解散するとき、判で押したように使われる、あの一文がある。 「メンバーそれぞれの音楽性の違いにより、この度バンドを解散すること …
その他 「歌うまい」が、だんだん褒め言葉じゃなくなってきて歌ヘタかわいい時代の到来か 2026年6月12日 monanamo_0922 カラオケで完璧に歌い上げる友人を見て、「すごいなあ」とは思うのに、なぜか心が動かない。一方で、ピッチも怪しく、声も細い、明らかに「上手くは …